床リフォーム(リノベーション)の費用相場と基礎知識

      2016/08/14

どうも、元注文住宅営業のカイシュウです。

先日、知人ご夫婦宅のLDKリフォームをお手伝いさせていただきました。打ち合わせをして、知り合いの職人さんを紹介して、現場管理もしたので楽しませていただきましたが、その中でひとつ面白い気づきがありました。

そのご家庭では元々クッションフロアというビニール系の床材だったのですが、知人のご夫婦はそれが木目調だったのでフォローリングだと思っておられたのです。

汚れが付きやすく掃除がしにくいと伺ったので「じゃあ、フローリングに変更しようよ!」と提案すると「???」みたいな反応だったので思い違いが発覚したのです。

リフォーム後は「わたし、こういう木の床に憧れてたの!掃除もしやすくなった!」と喜ばれていました。

床のリフォームはたわみやシロアリなどの修繕で行うことが多いですが、こういう模様替えも機能改善に役立ったり良い気分転換になります。

ということで、今回は床のリフォームについて解説しますので、あなたのリフォームの参考にどうぞ。

リフォームの前に床材の種類を把握しておこう

一般的なご家庭で使える床材にはいろいろなものがあります。以下は、素材ごとの特長です。

フローリング
フローリング木製の床材です。無垢材のフローリングと集成材のフローリングがあります。ハウスメーカーはほとんど集成材です。耐久性があり、加工しやすく、反ったり痩せたりしにくいからです。無垢材は傷つきやすく反りや痩せも起こりますが、風合いがよく素足での踏み心地がとても良いです。
(写真:パナソニック アーキスペックフローリングA
クッションフロア
クッションフロアビニール系の薄いシート状床材です。安価で水に強いので、よく洗面脱衣室やトイレ、マンションの玄関などに使われます。やわらかいので、衝撃で破れることもあります。汚れがくっつきやすいので、経年によってけっこう見た目が劣化します。木調、タイル調、柄物などいろいろなデザインがあります。
(写真:cheapito.com
カーペット・じゅうたん
カーペット繊維系の床材です。最近の新築では使う機会がほとんどないです。防音性、断熱性、衝撃吸収性に優れていていろいろなデザインがあります。掃除がしにくいのと、水分を吸収してしまう欠点があります。通風や掃除を怠ると、ダニが繁殖してしまうこともあります。
(写真:スミノエ サウンドクリエ
畳日本人にはお馴染みの床材ですが、イグサだけでなく和紙の畳もあります。ふみ心地がよく、防音性、断熱性、衝撃吸収性に優れていています。イグサのにおいが好きな人もいます。掃除を怠るとダニが繁殖してしまうこともあります。痛んだら畳表の交換をします。
(写真:ダイケン 健やかおもて 清流
フロアタイル
フロアタイル塩ビ系の床材です。クッションフロアに似ていますが、もっと硬くて丈夫です。300mm角ぐらいの大きさのものを敷き詰めていくので「フロアタイル」と呼ばれます。水に強いので、主に水まわりに使われます。いろいろなデザインがあり、クッションフロアより高級感があります。
(写真:東リ ユークリッド
 

床のリフォームでは、床材を変更することもできます。たとえば、畳やクッションフロアの部屋をフローリングにすることができます。

集成材フローリングを無垢フローリングに張り替えるリフォームも人気です。集成材とは複数の木材を貼り合わせたもので、反りや変形が少なくなります。無垢は貼り合わせずに木をそのまま使ったもので、風合いや触り心地がとてもいいです。

床リフォーム(リノベーション)費用の目安

床のリフォームと言っても上で書いたようにいろいろな床材がありますが、今回はいろいろな床材からフローリングに張り替えることを想定して費用の目安を載せておきます。

床材 6帖(9.9m²) 8帖(13.2m²) 10帖(16.5m²) 12帖(19.8m²)
フローリング
→フローリング
9万円~13万円 12万円~16万円 15万円~19万円 18万円~22万円
クッションフロア
→フローリング
9万円~11万円 12万円~14万円 15万円~17万円 18万円~20万円
絨毯
→フローリング
10万円~12万円 14万円~16万円 18万円~20万円 22万円~24万円

→フローリング
15万円~17万円 20万円~22万円 25万円~27万円 30万円~32万円
フロアタイル
→フローリング
9万円~12万円 12万円~15万円 15万円~18万円 18万円~21万円

床をフローリングにするリフォームでは、重ね張りする方法新規張りする方法があります。重ね張りは今ある床材の上から張る方法です。新規張りは今ある床材をはがして張る方法です。それぞれメリットデメリットがあります。

重ね張りする方法
リフォーム費用を抑えることができる
フローリングの厚みだけ床が上がるので、ドアや窓際の処理が必要になる
新規張りする方法
下地のチェックや改修もできる
解体費用や廃材処分費用がかかる

ちなみに、絨毯や畳は上にフローリングを重ね張りすることができません。

マンションの床リフォーム(リノベーション)は注意が必要

マンションの床リフォームは注意が必要です。なんでも好きに張り替ていいわけではありません。

どうして好きに張り替えられないかと言うと、騒音の問題があるからです。

マンションは躯体を通して上下左右、さらには斜め上下の部屋にまで音が伝わります。上の部屋がうるさいな…と感じても、それは実は斜め下の部屋かもしれないのです。

そこで、マンションでは遮音性の高い床材を使うよう管理規約で定めている場合があります。その場合、使用できる床材の性能として「デルタエル等級」を用いて規程することが多いようです。

ΔLL(デルタエルエル)等級
軽量床衝撃音(椅子の移動音や物の落下音など)の等級。1~5で表し、5が一番高性能。
ΔLH(デルタエルエイチ)等級
重量床衝撃音(走ったり飛び跳ねる音)の等級。1~4で表し、4が一番高性能。

マンションの騒音は深刻なトラブルになることもあるので、カッコよさだけで床材を選んだりしないように気を付けましょう。

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